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文献詳細

雑誌文献

臨床検査28巻10号

1984年10月発行

文献概要

講座・リンパ球の検査・10

免疫蛍光法による表面マーカーの検出法

著者: 向田直史1 河合忠1

所属機関: 1自治医科大学臨床病理学教室

ページ範囲:P.1194 - P.1201

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はじめに
 細胞,組織中に含まれる物質の検出法としては,種々の方法が用いられているが,抗原-抗体反応を利用した免疫組織細胞化学が,その特異性および鋭敏性より現在広く用いられるようになってきている.このさい,顕微鏡下にて目に見えるようなマーカーで抗体を標識し,抗原を検出する方法が標識抗体法(labeled antibody method)である.マーカーとしては,ペルオキダーゼなどの酵素,蛍光色素,ラジオアイソトープをはじめとした種々の物質が用いられている1)
 今回は,標識抗体法のうち,マーカーとして蛍光色素を用いた蛍光免疫法(immunofluorescence)について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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