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文献詳細

雑誌文献

臨床検査28巻11号

1984年11月発行

文献概要

資料

15 産業医学の父,Ramazzini

著者: 鈴木

所属機関:

ページ範囲:P.1395 - P.1395

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 Bernardini Mamazzini (1633〜1714)は,イタリア・パドウア大学医学部の教授で,世界で初めて職業病に関する系統的な著書"De morbis artificum diatriba"(工人の病気)を出したところから,現在もなお《産業医学の父》として世に知られている.
 産業革命のはしりとして,15世紀から17世紀にかけて,世界的にまず鉱業が盛んとなり,ヨーロッパを中心とする世界各地において,金,銀,水銀,銅などの鉱山で働く労働者の数が著しく増加した.また,社会的に世は封建主義時代から資本主義時代へと移行し,鉱業のみならず各種の多彩な産業が発達し,これらでの労働者人口もまた大幅に増加した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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