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文献詳細

雑誌文献

臨床検査28巻11号

1984年11月発行

文献概要

特集 産業医学と臨床検査 Ⅱ.有害因子と臨床検査 2 化学的因子

13 一酸化炭素

著者: 井上尚英1 馬場快彦2 小堀一二3

所属機関: 1産業医科大学環境中毒学教室 2産業医科大学附属病院健康管理部 3産業医科大学附属病院中央検査部

ページ範囲:P.1412 - P.1416

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□はじめに
 一酸化炭素(carbon monoxide.以下,COと略す)による中毒は,おそらく人類が火を使用し始めたころから存在したものと推定されており,帝政ローマ時代には,すでにその中毒が発生していたことを示す記録が残されている.
 COを最初に発見したのは,1799年のPriestryであり,1842年にはLeblancによるCO中毒の報告がなされている1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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