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資料

19 生物学的モニタリング—評価基準

著者: 原田

所属機関:

ページ範囲:P.1420 - P.1420

 生物学的モニタリングを実施した後の評価基準については,一定したものはない.したがって,いわゆる正常値(ただし集団で作成したもの)をまず明らかにし,これを基にして決めればよい.
 決めるに当たって,どの辺に線を引くかの考えかたで,かなり相違がみられることは当然である.すなわち,正常値ですら,国によって,また集団によってかなりの差異のあるものもある.また,例えば喫煙者と非喫煙者間の差,男女間の差,職業による差,環境,食物などによる差,年齢による差などのように,集団間で差のあるものがある.

掲載雑誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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