icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査28巻12号

1984年11月発行

今月の主題 臨床検査の標準化

技術解説

プール血清の作りかたと使いかた

著者: 古閑十志子1 中山年正2

所属機関: 1虎の門病院臨床化学検査部 2虎の門病院生化学科

ページ範囲:P.1549 - P.1556

文献概要

 本稿におけるプール血清の作製法・保存法は,現在われわれが経験的に積み上げたものについて,アメリカ臨床化学会(AACC)のselected methodとの相違を挙げながら述べた.一方,現在の臨床化学検査項目・件数の爆発的増加と多項目自動分析機の普及はプール血清に対し,その品質向上の必要性を増大させている.この現状に対し,上記のプール血清作成法およびその周辺の諸点のつめは必ずしも十分とは言えず,今後さらに目的に合致した条件設定が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら