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私のくふう
フローティング・マイクロテストチューブラックとその台
著者: 高橋豊三1 高橋直子1 奥田研爾1
所属機関: 1横浜市立大学医学部細菌学教室
ページ範囲:P.1630 - P.1631
文献購入ページに移動最近ではどの検査室でもマイクロピペットを備えており,試験管としてはディスポーザブルの1.5mlもしくは0.5ml容量のエッペンドルフ・マイクロテストチューブ(EMT)が利用されている.これらのマイクロテストチューブを固定するいわゆる試験管立てに関しては,チューブ自体が小さいだけに,ある処理をした後に温水浴槽中で一定時間反応させる際,温水面と試料の位置を調整するのが難しい.温水浴槽中にいろいろな高さのものを投げ込み,その上にチューブを立てた試験管立てを載せて調節しているのが常である.それでもなかなかつごうの良い高さのものが身近かに見つからずに,正確に反応が行われていないことも珍しくない.
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