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Mycoplasmelisa test kitの肺炎マイコプラズマ感染症診断における実用性
著者: 宮地辰雄1 洲崎健1 新津泰孝1
所属機関: 1東北大学抗酸菌病研究所小児科学部門
ページ範囲:P.1641 - P.1645
文献購入ページに移動肺炎マイコプラズマ感染症の確定診断に用いられる血清反応としては補体結合反応(CF),間接赤血球凝集反応,代謝阻止反応などがある.最近ではenzyme-linked immunosorbent assay (ELISA法)による抗体測定も報告されている1〜5)が,抗原,試薬の調整などに時間がかかり,手技が比較的煩しいという問題がある.
このたびM.A.バイオプロダクツ社が開発したMycoplasmelisa test kitは,ELISA法を用いて血清中の肺炎マイコプラズマに対するIgG抗体を測定する方法である.
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