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文献概要
基礎科学からの提言・18
蛍光色素について
著者: 野口義夫1
所属機関: 1通産省電子技術総合研究所パターン情報部
ページ範囲:P.1733 - P.1738
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今までは,細胞および細胞内分子の形態・構造を調べるのに,光学・蛍光顕微鏡像,電子顕微鏡像,顕微分光測光計およびX線回折像を採用していた.また,細胞などの機能を調べるのに,オートラジオグラフィーが使用されていた.
しかし,20年前にロスアラモス科学研究所(米国)で開発されたセルソーター(cell sorter)の出現により,細胞に関する研究手段のいくつかは,この新しい装置に取って代わられつつある1).新しい装置をフロー・サイトメーター(flow cytometer),この装置を使用した学問分野または研究手法をフロー・サイトメトリー(flow cytometry)と呼ぶ2).
今までは,細胞および細胞内分子の形態・構造を調べるのに,光学・蛍光顕微鏡像,電子顕微鏡像,顕微分光測光計およびX線回折像を採用していた.また,細胞などの機能を調べるのに,オートラジオグラフィーが使用されていた.
しかし,20年前にロスアラモス科学研究所(米国)で開発されたセルソーター(cell sorter)の出現により,細胞に関する研究手段のいくつかは,この新しい装置に取って代わられつつある1).新しい装置をフロー・サイトメーター(flow cytometer),この装置を使用した学問分野または研究手法をフロー・サイトメトリー(flow cytometry)と呼ぶ2).
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