文献詳細
文献概要
研究
臨床脳波検査における自然睡眠—睡眠記録頻度とこれに関係する要因について
著者: 中山和男1
所属機関: 1岡山大学医学部附属病院中央検査部
ページ範囲:P.1749 - P.1753
文献購入ページに移動 臨床脳波検査における睡眠賦活の有用性は現在,広く認められている.自然睡眠は生理的な方法であり,副作用の無いことや脳波判読などの点からこれに優る賦活法はないと考えられる.
ルーチンの脳波記録中に自然睡眠に入ることもしばしば経験されるので,今回はそのような症例について,自然睡眠導入の条件および入眠までの時間経過を調査し,日常の臨床脳波検査において,自然睡眠記録を得るための記録方法,記録時刻および時間,検査環境など記録上の留意点について検討した.
ルーチンの脳波記録中に自然睡眠に入ることもしばしば経験されるので,今回はそのような症例について,自然睡眠導入の条件および入眠までの時間経過を調査し,日常の臨床脳波検査において,自然睡眠記録を得るための記録方法,記録時刻および時間,検査環境など記録上の留意点について検討した.
掲載誌情報