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研究
酵素免疫測定法による血清中γ-セミノプロテイン(γ-Sm)濃度測定法の検討—1.試薬の調整および測定条件について
著者: 蒲池信一1 吉村忠司1 丸山智子1 吉村典子1 熊木健治1 若林清重1 小菅忍2 佐川公矯3 横山三男3 津田亮一4 原三郎4
所属機関: 1中外製薬㈱新薬研究所 2中外製薬㈱鏡石工場 3久留米大学医学部免疫学教室 4久留米大学医学部法医学教室
ページ範囲:P.1755 - P.1758
文献購入ページに移動さらに,γ-SMは前立腺由来酸ホスファターゼ(PAP)と異なる前立腺特異抗原で,前立腺の上皮細胞の細胞質,特にその核周囲に局在している5,6).そこで,ラジオイムノアッセイ(RIA)法で血清中のγ-Sm濃度を測定したところ,健常者および非前立腺癌患者に比べて前立腺癌患者血清中のγ-Sm濃度は有意に高濃度であった7).
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