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文献詳細

雑誌文献

臨床検査28巻2号

1984年02月発行

文献概要

質疑応答

血液 血液透析後の血液にみられるクリオフィブリノゲン様物質

著者: 松田道生1 柏瀬貢一

所属機関: 1自治医科大学血液学研究所

ページ範囲:P.233 - P.235

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 〔問〕血液透析(HD)患者の採血にヘパリンNa入り真空採血管を用い,血漿で検査しています.HD後の血漿に,HD前にはみられない,低温で白色に析出し,37℃に温めると融解する物質がみられます.これは,ヘパリンによる人工的なものなのか,あるいは病的状態によるHPF (heparinprecipitable fraction)なのか,それとも他の何かなのかご教示ください.
 また,このものは透析患者の半数以上の血漿にみられ,その量に個人差がありますが,臨床的意義はあるのでしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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