文献詳細
文献概要
今月の主題 画像診断 画像診断装置
超音波顕微鏡—第3の顕微鏡
著者: 伊東紘一1
所属機関: 1自治医科大学臨床病理部
ページ範囲:P.274 - P.277
文献購入ページに移動1.はじめに
超音波診断装置の進歩により,人体内部の構造や病変が手に取るように簡単に描出されるようになってきた.超音波診断の目標は音響組織特性にあり,ミクロレベルの組織構造が判明すれば,診断学上に多大の貢献を成しうる.
超音波顕微鏡とは光学顕微鏡,電子顕微鏡に続く,第三の顕微鏡とも言えるもので,超高周波超音波技術により光と同等レベルの高周波が得られるようになって実現したものである.現在は医学や生物学上での利用は少なく,工学分野での利用がなされている.
超音波診断装置の進歩により,人体内部の構造や病変が手に取るように簡単に描出されるようになってきた.超音波診断の目標は音響組織特性にあり,ミクロレベルの組織構造が判明すれば,診断学上に多大の貢献を成しうる.
超音波顕微鏡とは光学顕微鏡,電子顕微鏡に続く,第三の顕微鏡とも言えるもので,超高周波超音波技術により光と同等レベルの高周波が得られるようになって実現したものである.現在は医学や生物学上での利用は少なく,工学分野での利用がなされている.
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