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文献詳細

雑誌文献

臨床検査28巻3号

1984年03月発行

文献概要

今月の主題 画像診断 画像診断装置

細胞診の自動化機器

著者: 野口義夫1

所属機関: 1電子技術総合研究所パターン情報部

ページ範囲:P.292 - P.297

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1.細胞診の自動化の方式
 細胞とか白血球および染色体などのタイプ分類を,人間の判断力を借りずに機械的に行うことを,細胞診の自動化と呼ぶ.自動化を実現する方法は,次の二つの方式に分類できる.
 一つは画像処理方式である.この方式では,光学顕微鏡で見える像をTVカメラでアナログ電気信号に変換し,アナログ信号をディジタル化してディジタル画像を求め,このディジタル画像をコンピューターで処理して細胞などのタイプ分類を行う方式である.この方式に基づく血球自動分類装置として,Abbott研究所社のADC 500, Per-kin-Elmer社のCoulter diff 3, Geometric Data社のHematrakなどが,1970年代に市販されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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