文献詳細
文献概要
資料
各種疾患における血清フェリチン値測定の意義
著者: 白石正孝1 杉原ゆう子1 永原慶子1 板鼻文子2 名越温古3
所属機関: 1東京慈恵会医科大学青戸分院RIA検査室 2東京慈恵会医科大学内科第三研究室 3東京慈恵会医科大学内科
ページ範囲:P.459 - P.463
文献購入ページに移動血清フェリチンは体内貯蔵鉄量を反映すると言われ6),鉄欠乏や鉄過剰状態の指標に有用と考えられている7,8,9).肝疾患時には,障害された肝細胞からの血中へのフェリチン逸脱が報告され10,11),肝疾患の程度と血中フェリチンの上昇の関係が数多くの報告にみられる6,12,13),また,種々の悪性腫瘍においてはTumor markerとしての臨床的意義が注目されてきた14,15,16).
掲載誌情報