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文献詳細

雑誌文献

臨床検査28巻5号

1984年05月発行

文献概要

研究

テラサキプレートを用いた間接モノクローナル抗体ロゼット法(IMAR法)によるT細胞サブセットの検定

著者: 園田啓1 高田肇1 入久巳1

所属機関: 1慶応大学病院中央臨床検査部臨床免疫

ページ範囲:P.587 - P.591

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 モノクローナル抗体とテラサキプレートを用いたロゼット形成法のおのおのの特徴を生かした正確・簡便なリンパ球サブセットの検査法(IMAR)法を確立した.
 本法は以下の特徴を持つ.
 1)きわめて高い感度を有し,わずかな抗体量,微量な検体で検査が可能であり,特殊な装置を必要としない.また,標本の保存も可能である.
 2)間接蛍光抗体法との相関も良好である.
 3)目的とするリンパ球サブセットを高純度で容易に単離できる.
 4)ナノグラム(ng)レベルの抗体を検出できるため,ハイブリドーマなどのスクリーニングにも応用できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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