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文献詳細

雑誌文献

臨床検査28巻5号

1984年05月発行

文献概要

資料

デキストラン硫酸マグネシウム法の改良法によるHDL-コレステロール測定の評価ならびに臨床的応用

著者: 佐藤幸男1 赤井俊洋1 奥田清1

所属機関: 1大阪市立大学医学部附属病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.593 - P.596

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緒言
 HDL-コレステロール(以下,HDL-C)が冠動脈性心疾患のネガティブリスクファクターであるという報告1)がなされて以来,その臨床検査分野における測定も重要な意義を持つに至った.
 一方,その測定法としてはいくつかの方法があるが,ポリアニオンと二価の陽イオンを用いた沈殿法が一般に広く用いられている.しかしながら,乳糜(高トリグリセライド)血清での分画不良,測定感度の低さなどに問題点を有しているように思われる2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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