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文献詳細

雑誌文献

臨床検査28巻5号

1984年05月発行

文献概要

質疑応答

輸血 輸血後,交差副試験が陽性となった原因は

著者: 伊藤和彦1 S子

所属機関: 1京都大学医学部附属病院輸血部

ページ範囲:P.610 - P.611

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 〔問〕初回の輸血の際,交差主試験が生食水法・ブロメリン法ともに陰性で,副試験も生食水法で陰性でした.10単位輸血して2週間後,副試験が生食水法・ブロメリン法・アルブミン法・Coombs法のすべてで,パイロットにより強弱の差はあるものの陽性となりました.主試験は,セレクトジェンを使用して患者抗体スクリーニングを行っても,直接Coombs法でも陰性です.この陽性化の原因と,このような場合の安全な輸血はどのように行えばよいのか,お教えてください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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