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今月の主題 エンザイムイムノアッセイ(EIA) 技術解説
腫瘍マーカーのEIA
著者: 石井勝1
所属機関: 1埼玉県立がんセンター臨床検査部
ページ範囲:P.903 - P.908
文献購入ページに移動 腫瘍マーカーの測定は,高感度で定量精度の優れた免疫測定法が多く用いられている.なかでもラジオイムノアッセイが従来その主流をなしたが,アイソトープ取り扱いに絡む短所のためこれに代わる方法として抗原抗体反応系に酵素活性をマーカーとして抗原(腫瘍マーカー)を定量するEIAが登場した.
EIAにもさまざまな原理と種類があるが,その概略を解説するとともに腫瘍マーカーのEIAの大半を占めるサンドイッチEIAについて固相化抗体および酵素標識抗体の作製に関して,抗体の精製法,固相化方法,用いる酵素の種類,酵素と抗体の結合法などについて解説した.さらに,EIA測定時の技術解説をα-フェトプロティンサンドイッチEIAを実例に挙げて述べ,定量精度および再現性にもっとも大きな影響を及ぼす免疫反応,酵素反応の温度管理,その他についての注意点を解説した.
EIAにもさまざまな原理と種類があるが,その概略を解説するとともに腫瘍マーカーのEIAの大半を占めるサンドイッチEIAについて固相化抗体および酵素標識抗体の作製に関して,抗体の精製法,固相化方法,用いる酵素の種類,酵素と抗体の結合法などについて解説した.さらに,EIA測定時の技術解説をα-フェトプロティンサンドイッチEIAを実例に挙げて述べ,定量精度および再現性にもっとも大きな影響を及ぼす免疫反応,酵素反応の温度管理,その他についての注意点を解説した.
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