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文献詳細

雑誌文献

臨床検査28巻8号

1984年08月発行

文献概要

資料

p-ニトロフェノール、p-ニトロアニリリン生成速度測定による血清酵素活性定量に及ぼすビリルビンの影響

著者: 老田達雄1 田村明代1 芦田尚登1 北添直之1 福田勝宏1 山道宏1 水田亘1

所属機関: 1神戸市立中央市民病院臨床病理科

ページ範囲:P.975 - P.979

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 反応生成物としてのp-ニトロフェノール(PNP)や,p-ニトロアニリン(PNA)の生成速度を測定することにより酵素活性を定量する方法が現在普及している.
 生成物であるPNPやPNAの吸光度測定に際してはその吸収ピークが黄色の可視域にあるため検体血清中に存在するビリルビンの吸収との重複による影響のほか,光源照射による非酵素的反応による影響(ビリルビンの分解1,2,3)基質の分解4,5)など)が考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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