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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻11号

1985年11月発行

人物

J.L.Breslow

著者: 北徹1

所属機関: 1京都大・第三内科

ページ範囲:P.1334 - P.1334

文献概要

 ドイツのUtermannとともにfamilial dysbetalipoproteinemiaの原因がアポ蛋白Eの遺伝子表現型によって惹起することを提唱したBreslow1)は,筆者が1981年のGordonカンファレンスに出席した頃は,まだそれほど注目されていなかったことを記憶している.
 最初の頃はHMG-CoA還元酵素の調節機構の仕事をしていたが,しだいにアポ蛋白の生合成の仕事をするようになり,特にアポ蛋白A-Iにはpre,pro segmentがあり,post-translationalな変化を受けて,機能をもった血漿アポ蛋白A-Iになることを明らかにした2).また,Tangier病ではこのアポ蛋白のpost-translationalな変化が欠如しているとした3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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