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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻11号

1985年11月発行

文献概要

特集 リポ蛋白・脂質代謝と臨床検査 4 リポ蛋白

3.電気泳動法によるリポ蛋白分画法—4)脂質分別定量法(酵素法)

著者: 浦田武義1

所属機関: 1日本ケミファ(株)研究所

ページ範囲:P.1344 - P.1352

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はじめに
 現在報告されている脂質の分離定量法の中で電気泳動法は,HDL,VLDL,LDLおよびLp-Xにわたるすべてのリポ蛋白の相対量を同時に,かつ簡易に分析することができる特長を有している.
 従来から筆者らは,リポ蛋白脂質の日常臨床化学分析法として本法を利用し,血清脂質をα(HDL),preβ(VLDL)およびβ(LDL)分画に分離し,各分画中の脂質成分を特異的に検出する方法について基礎検討を試みてきた1〜8).ここでは,これら一連の検討を集約したリピッドプロフィール作製のための脂質分別定量法について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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