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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻11号

1985年11月発行

文献概要

特集 リポ蛋白・脂質代謝と臨床検査 4 リポ蛋白

5.高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によるHDL分画法

著者: 岡崎三代1 原一郎2

所属機関: 1東京医科歯科大学教養部 2東洋曹達工業(株)科学計測開発部

ページ範囲:P.1363 - P.1367

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はじめに
 ヒト血清リポ蛋白各分画の中で高比重リポ蛋白(HDL)については,そのレベルと動脈硬化症発生率の間に負の相関が存在することが報告されて以来,HDL量の測定が盛んに行われるようになった.一方,HDLはいくつかの亜分画から成り立っているため,HDL全量でなくその内容の違いについての検討も重要である.
 本稿では,筆者らが開発した高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によるリポ蛋白の分析法を用いてのHDL分画法について述べる.なお,HPLC法によるリポ蛋白分析法の一般については,他の成書を参照されたい1〜3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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