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D. S. Fredrickson
著者: 北徹1
所属機関: 1京都大・第三内科
ページ範囲:P.1485 - P.1485
文献購入ページに移動 「高脂血症のFredricksonの分類」1)であまりにも有名なDonald S. Fredricksonは1924年米国コロラド州のキャノン市で生まれ,1949年ミシガン大学を卒業したM. D.である.1953年からNIHに移り,1966年からNIHのdirectorである.現在は,米国国立科学アカデミーの会員でもある.
脂質の血液中の運搬に関する研究,脂質代謝の遺伝的異常症などの研究が優れており,中でもTangier病を発見したことで有名である2〜5).また脂質代謝異常をI,IIa,IIb,III,IV,Vと分類したFredricksonの分類は有名であり,この分類法は脂質代謝異常を脂質の担体であるリポ蛋白の蛋白部分の異常としてとらえることもでき,リポ蛋白異常症の研究,および臨床面での診断基準として重要な役割を果たしている.
脂質の血液中の運搬に関する研究,脂質代謝の遺伝的異常症などの研究が優れており,中でもTangier病を発見したことで有名である2〜5).また脂質代謝異常をI,IIa,IIb,III,IV,Vと分類したFredricksonの分類は有名であり,この分類法は脂質代謝異常を脂質の担体であるリポ蛋白の蛋白部分の異常としてとらえることもでき,リポ蛋白異常症の研究,および臨床面での診断基準として重要な役割を果たしている.
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