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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻11号

1985年11月発行

文献概要

話題

アキレス腱とコレステロール

著者: 馬渕宏1

所属機関: 1金沢大・第二内科

ページ範囲:P.1518 - P.1518

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 家族性高コレステロール(familial hypercholesterolemia:FH)は高LDL血症,腱黄色腫,冠動脈硬化症を三大症状とする常染色体体性優性遺伝疾患である.腱黄色腫は手背伸筋腱とアキレス腱(以下,ア腱と略す)に好発する.
 ア腱黄色腫の触診法は,足関節を直角にし,ア腱を触診することである(図1).他の診断法には皮厚計,ノギスによる測定もあるが,X線撮影はア腱厚の定量的な計測に有用である(図2).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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