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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻12号

1985年11月発行

文献概要

今月の主題 細菌同定の迅速化へのアプローチ 技術解説

市販されている細菌同定用キットの使いかたと評価

著者: 藪内英子1 山中喜代治2

所属機関: 1岐阜大学医学部微生物学講座 2大手前病院中央検査科細菌検査室

ページ範囲:P.1609 - P.1617

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 日本の臨床細菌検査分野に簡易同定キットが紹介されてからほぼ10年になる.賛否両論の中で,簡易キットそのものは臨床検査に定着してきた.この間,種々の外国製品が導入される中で,国産製品も開発された.新製品が次々と導入される一方,日本の市場から姿を消したものもあった.
 培養によらない迅速同定法や自動化された同定法もそれなりの成果を挙げている中で,培養による同定法は,嫌気性菌を含めて通常の好気培養での迅速・即日同定へと前進するだろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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