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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻12号

1985年11月発行

文献概要

シリーズ・癌細胞診・11

消化器癌

著者: 猪狩咲子1

所属機関: 1福島労災病院第2内科

ページ範囲:P.1693 - P.1696

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 消化器癌範囲は広く,口唇から肛門までの消化管癌と,肝,胆,膵の癌とを含み,細胞形態も部位により異なる.細胞採取方法も内視鏡下生検塗抹法,内視鏡下ブラッシまたはスポンジ擦過法,穿刺吸引法などがある.近来消化管では内視鏡の発達により組織採取が容易となったため,細胞診は衰え,代わってエコーガイド下の肝,胆,膵の穿刺吸引細胞診が盛んに行われるようになってきた.以下,主な部位の癌細胞の特徴について簡単に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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