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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻5号

1985年05月発行

文献概要

今月の主題 カルシウム 技術解説

カルシトニン測定法

著者: 折茂肇1

所属機関: 1東京大学医学部老年病学教室

ページ範囲:P.497 - P.501

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 カルシトニンは,32個のアミノ酸より成るポリペプチドホルモンであり,現在までに9種の構造が明らかにされている.しかしながら,すべてのカルシトニンに共通のアミノ酸はわずかに9個であり,きわめて種特異性の高いホルモンである.
 カルシトニンの測定法としては,生物学的測定法とラジオイムノアッセイ(RIA)との二つがあるが,前者は血中カルシトニンレベルの測定には感度が低いために不適当で,もっぱら後者が用いられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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