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今月の主題 カルシウム 技術解説
カルシトニン測定法
著者: 折茂肇1
所属機関: 1東京大学医学部老年病学教室
ページ範囲:P.497 - P.501
文献購入ページに移動 カルシトニンは,32個のアミノ酸より成るポリペプチドホルモンであり,現在までに9種の構造が明らかにされている.しかしながら,すべてのカルシトニンに共通のアミノ酸はわずかに9個であり,きわめて種特異性の高いホルモンである.
カルシトニンの測定法としては,生物学的測定法とラジオイムノアッセイ(RIA)との二つがあるが,前者は血中カルシトニンレベルの測定には感度が低いために不適当で,もっぱら後者が用いられている.
カルシトニンの測定法としては,生物学的測定法とラジオイムノアッセイ(RIA)との二つがあるが,前者は血中カルシトニンレベルの測定には感度が低いために不適当で,もっぱら後者が用いられている.
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