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今月の主題 カルシウム 技術解説
骨格筋トロポニンの機能測定法—組織カルシウム結合蛋白質測定の一例として
著者: 小浜一弘1
所属機関: 1東京大学医学部第1薬理学教室
ページ範囲:P.502 - P.510
文献購入ページに移動 Caイオン(Ca2+)は細胞内情報伝達因子として,細胞膜に起こった現象を細胞内に伝達する機能を有している.
筋細胞においても例外ではなく,筋細胞膜が興奮すると,筋小胞体に結合していたCa2+が細胞内に放出される.Ca2+は筋蛋白質の一つであるトロポニンに受容され,アクチンとミオシンとの相互作用を引き起こし,筋細胞は収縮する.
筋細胞においても例外ではなく,筋細胞膜が興奮すると,筋小胞体に結合していたCa2+が細胞内に放出される.Ca2+は筋蛋白質の一つであるトロポニンに受容され,アクチンとミオシンとの相互作用を引き起こし,筋細胞は収縮する.
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