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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻5号

1985年05月発行

文献概要

今月の主題 カルシウム 技術解説

骨格筋トロポニンの機能測定法—組織カルシウム結合蛋白質測定の一例として

著者: 小浜一弘1

所属機関: 1東京大学医学部第1薬理学教室

ページ範囲:P.502 - P.510

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 Caイオン(Ca2+)は細胞内情報伝達因子として,細胞膜に起こった現象を細胞内に伝達する機能を有している.
 筋細胞においても例外ではなく,筋細胞膜が興奮すると,筋小胞体に結合していたCa2+が細胞内に放出される.Ca2+は筋蛋白質の一つであるトロポニンに受容され,アクチンとミオシンとの相互作用を引き起こし,筋細胞は収縮する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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