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私のくふう
網球算定用ダブルスメア標本の作り方
著者: 宇野重行1
所属機関: 1京都市立病院検査科
ページ範囲:P.688 - P.688
文献購入ページに移動 網赤血球算定には種々の方法があるが,ほとんどの検査室では毛細管内などで超生体染色をした後,塗抹標本を作り,顕微鏡下で算定していると思われる.顕微鏡下ではMiller ocular discなどを使って1,000個の赤血球について網赤血球を算定するわけであるが,その場合,塗抹標本の塗抹部分に比べて測定に使われるのはごくわずかの部分である.それで,検体数が多い場合は非常にスライドグラスが不経済に思われてダブルスメアの標本を作ってみたところ,簡単に作れ,しかも能率良く検査を行えることがわかったので報告する.
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