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文献詳細

雑誌文献

臨床検査29巻6号

1985年06月発行

文献概要

私のくふう

網球算定用ダブルスメア標本の作り方

著者: 宇野重行1

所属機関: 1京都市立病院検査科

ページ範囲:P.688 - P.688

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 網赤血球算定には種々の方法があるが,ほとんどの検査室では毛細管内などで超生体染色をした後,塗抹標本を作り,顕微鏡下で算定していると思われる.顕微鏡下ではMiller ocular discなどを使って1,000個の赤血球について網赤血球を算定するわけであるが,その場合,塗抹標本の塗抹部分に比べて測定に使われるのはごくわずかの部分である.それで,検体数が多い場合は非常にスライドグラスが不経済に思われてダブルスメアの標本を作ってみたところ,簡単に作れ,しかも能率良く検査を行えることがわかったので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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