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文献詳細

雑誌文献

臨床検査3巻4号

1959年04月発行

文献概要

技術解説

血球数算定用メランジュールの検定

著者: 宮坂五一郎1

所属機関: 1東京医大

ページ範囲:P.199 - P.200

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白血球メランジュールの検定
 白血球メランジェールに関する通産省の検定規格(東京都において検定実施)は±3%となつているが,この規定は目盛り1.0までの容積と膨大部の容積比についてのみあてはまり,目盛0.5までの容積に関しては検定されていない。従つて白血球数算定には,血液を1.0まで吸い,特に0.5で行う場合には各自で検定するか,または日本血液協会検査合格証及びJHS(Japan Hematological Standard)の刻印付きのメランジュールを使用する必要がある。
 因みに該協会では,白,赤血球メランジュール共に,目盛り1.0及び0.5の両者に対して誤差が±3%以内にあるものに合格証及びJHSの刻印を附すことにしている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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