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血球数算定用メランジュールの検定
著者: 宮坂五一郎1
所属機関: 1東京医大
ページ範囲:P.199 - P.200
文献購入ページに移動白血球メランジュールの検定
白血球メランジェールに関する通産省の検定規格(東京都において検定実施)は±3%となつているが,この規定は目盛り1.0までの容積と膨大部の容積比についてのみあてはまり,目盛0.5までの容積に関しては検定されていない。従つて白血球数算定には,血液を1.0まで吸い,特に0.5で行う場合には各自で検定するか,または日本血液協会検査合格証及びJHS(Japan Hematological Standard)の刻印付きのメランジュールを使用する必要がある。
因みに該協会では,白,赤血球メランジュール共に,目盛り1.0及び0.5の両者に対して誤差が±3%以内にあるものに合格証及びJHSの刻印を附すことにしている。
白血球メランジェールに関する通産省の検定規格(東京都において検定実施)は±3%となつているが,この規定は目盛り1.0までの容積と膨大部の容積比についてのみあてはまり,目盛0.5までの容積に関しては検定されていない。従つて白血球数算定には,血液を1.0まで吸い,特に0.5で行う場合には各自で検定するか,または日本血液協会検査合格証及びJHS(Japan Hematological Standard)の刻印付きのメランジュールを使用する必要がある。
因みに該協会では,白,赤血球メランジュール共に,目盛り1.0及び0.5の両者に対して誤差が±3%以内にあるものに合格証及びJHSの刻印を附すことにしている。
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