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文献概要

座談会

1級試験を語る—1級臨床病理技術士資格認定試験

著者: 広明竹雄1 大給豊夫2 羽沼広光3 佐藤光昭4 相賀静子5 小松節子6 完倉孝子7 松村義寬8 松橋直9 天木一太10 高橋昭三11 樫田良精9 太田邦夫12

所属機関: 1国立東京第一病院 2市立江別病院 3国立熱海病院 4小川赤十字病院 5国立東京第一病院 6同愛記念病院 7東大附属病院 8東京女子医大 9東京大学 10日本大学 11東京大学細菌学教室 12東京医科歯科大学

ページ範囲:P.208 - P.219

はじめに
 樫田 今日は皆様お忙しいところをおいで願いまして有難うございました。今日おいで頂きました方の一部は,既に1級の免状を前からお持ちになつている方,一部は今年の1級試験に目出度く合格された方です。1級試験に合格された方々に「お目出度う」というお祝いの言葉を差上げたい意味合いと,もう一つはそういう方々から1級試験及び「臨床検査」に対していろいろと御希望なり,御忠告なりを承りたい。今回或は今迄に残念乍ら不合格になつた方々が今後勉強する,或は未だ一度も受けたことのない方々が,1級試験を受ける場合に,どういう風に勉強したらいいか,どういう風に自分の経験を生かしたらいいか,というような点もいろいろサゼツシヨンして頂きたい。それが後に続く人達の参考になるのではないか。又,1級試験の勉強のためには,適当な参考書がなかなかない。医師に対しての本は割合にありますけれども,技術者向きの本がない。そういう点をお聞きしたいのです。忌憚ないところをいろいろお話し頂きたいと思います。先ず最初天木先生に,今迄の1級試験の状況を簡単にお話し頂きます。

掲載雑誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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