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座談会
検体採取から検査まで
著者: 辺野喜正夫1 松村義寛2 松橋直3 高橋昭三4 天木一太5 太田邦夫6 樫田良精3
所属機関: 1東京都立衛生研究所 2東京女子医大 3東京大学 4東京大学医学部細菌学教室 5日本大学 6東京医科歯科大学
ページ範囲:P.502 - P.510
文献購入ページに移動樫田 きようは,検査材料といいますか,あるいは試料と申しますかこれをとつてから検査にかかるまでのいろいろな問題についてお集まりの先生がたからお話いただきたいと思います。
この主な問題点としては,とつた検査物といいますか,試料をそのままにしておいて何時間してから検査にかかつても大丈夫かという問題と,運ぶのになにか特別な注意がいるか,検査にかかるまでのやはり一種の保存法にもなるでしようけれども,運搬法,それからこういうものをうまく能率的にやるためには,たとえば,できるならば朝とるのがいいか,あるいは,どういうような患者の状態の時にとるのがいいか,時間的因子の入つた問題もあると思いますが,こういうような観点からいろいろお話いただければ幸いと思います。
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