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シリーズ・生体蛋白質の検査法・1
臨床診断における体液蛋白質の定量法とその将来
著者: 滝沢徳正12 山内惇一13 堀尾武一1
所属機関: 1大阪大学蛋白質研究所酵素反応学部門 2(株)ヤトロン 3オリエンタル酵母工業(株)
ページ範囲:P.57 - P.64
文献購入ページに移動蛋白質に限らず,生体に存在する物質の定量は,臨床診断だけでなく,一般の生化学を含むすべての自然科学において,存在価値の根幹を形成する基本理念の一つである.臨床診断においては,ヒトという個体を扱う学問である性質上,生体に存在する物質(生体成分)の定量値は,ほとんどの場合において,濃度で表示されるか,あるいは,その努力がなされる.
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