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文献詳細

雑誌文献

臨床検査30巻12号

1986年11月発行

文献概要

今月の主題 造血器 カラーグラフ

造血器疾患の酵素細胞・組織化学および免疫学的染色法

著者: 林祥剛1 浦野順文1

所属機関: 1東京大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.1472 - P.1474

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 造血器障害の鑑別診断には,その病変が反応性のものか,腫瘍性のものか,また異常を呈した細胞は顆粒球系かリンパ球系か,その成熟度はどの段階にあるかなどを決定しなければならない.血液細胞の性格決定には以前はペルオキシダーゼ,SudanブラックBなどの酵素化学染色が主であったが,モノクローナル抗体が開発された今日では,PAP (ペルオキシダーゼ—抗ペルオキシダーゼ)法,ABC (アヴィジンービオチン複合体)法などの免疫染色が盛んに行われるようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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