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資料
幼裂頭条虫症の1例
著者: 宮原道明1 清水万喜生2
所属機関: 1九州大学医療技術短期大学部 2清水整形外科医院
ページ範囲:P.1573 - P.1574
文献購入ページに移動 幼裂頭条虫症はManson裂頭条虫Spirometra erinaceiの幼虫の寄生により発症する.わが国では1980年までに242例報告されている10).福岡県においてもかなりの症例はあるものの誌上報告は少なく,久留米大学の4例2),陰嚢壁から摘出された症例3)と成虫の人体寄生例4)をみたに過ぎない.
著者らは福岡県在住の39歳の女性から摘出された虫体を精査して,Manson裂頭条虫の幼虫であると同定した.本報ではその概要について報告する.
著者らは福岡県在住の39歳の女性から摘出された虫体を精査して,Manson裂頭条虫の幼虫であると同定した.本報ではその概要について報告する.
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