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医学の中の偉人たち・11
Paul Ehrlich 魔法の弾丸の発見者
著者: 飯野晃啓1
所属機関: 1鳥取大学医学部解剖学第1
ページ範囲:P.1586 - P.1586
文献購入ページに移動 Ehrlichは1854年,現ポーランド南部のシレジア地方に生まれた.学生時代から化学実験を好み,これが後の偉大なる業績の基礎となっている.
1878年ライプツヒ大学の医学部を卒業しているが,学位論文は組織染色の理論,すなわち異種物質と細胞との化学結合についての理論を述べたものである.その当時,化学と医学とを結びつけて考える医師はほとんどいなかった.
1878年ライプツヒ大学の医学部を卒業しているが,学位論文は組織染色の理論,すなわち異種物質と細胞との化学結合についての理論を述べたものである.その当時,化学と医学とを結びつけて考える医師はほとんどいなかった.
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