臨床検査30巻2号

1986年02月発行

シリーズ・超音波診断・2

甲状腺

著者： 植野映¹ 東野英利子²

所属機関： ¹筑波大学臨床医学系外科学 ²筑波大学臨床医学系放射線科学

ページ範囲：P.176 - P.179

　甲状腺疾患の超音波検査は主として結節性甲状腺腫の良悪の鑑別診に用いられ，近年では振動子の高周波化，実時間表示の導入など機器の改良が進み，一段とその診断能力は増している．本稿では結節性甲状腺腫の診断に焦点を合わせた．