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文献詳細

雑誌文献

臨床検査30巻2号

1986年02月発行

文献概要

シリーズ・癌細胞診・14

体腔液・2—小型および大型多形悪性細胞の組織学的背景

著者: 桜井幹己1

所属機関: 1大阪大学医学部附属病院病理部

ページ範囲:P.181 - P.184

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1.胸,腹水中に見られる小型悪性細胞の組織学的景背
1)印環細胞癌
 胃癌に特徴的な組織型の一つである.全体が印環細胞癌から成る胃癌のほかに,低分化腺癌あるいは未分化癌に混在して見られることも多い.肺癌,乳癌,卵巣癌に多い高分化型腺癌に比べると,集塊を作る能力は弱く,少数の癌細胞が小さい集塊を作ることが多い.個々の癌細胞も高分化型に比べると小さい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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