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シリーズ・癌細胞診・14
体腔液・2—小型および大型多形悪性細胞の組織学的背景
著者: 桜井幹己1
所属機関: 1大阪大学医学部附属病院病理部
ページ範囲:P.181 - P.184
文献購入ページに移動1.胸,腹水中に見られる小型悪性細胞の組織学的景背
1)印環細胞癌
胃癌に特徴的な組織型の一つである.全体が印環細胞癌から成る胃癌のほかに,低分化腺癌あるいは未分化癌に混在して見られることも多い.肺癌,乳癌,卵巣癌に多い高分化型腺癌に比べると,集塊を作る能力は弱く,少数の癌細胞が小さい集塊を作ることが多い.個々の癌細胞も高分化型に比べると小さい.
1)印環細胞癌
胃癌に特徴的な組織型の一つである.全体が印環細胞癌から成る胃癌のほかに,低分化腺癌あるいは未分化癌に混在して見られることも多い.肺癌,乳癌,卵巣癌に多い高分化型腺癌に比べると,集塊を作る能力は弱く,少数の癌細胞が小さい集塊を作ることが多い.個々の癌細胞も高分化型に比べると小さい.
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