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文献詳細

雑誌文献

臨床検査30巻2号

1986年02月発行

文献概要

質疑応答

雑件 生体高分子の分子量の表記法

著者: 平尾幸二 磯晃二郎12

所属機関: 1東京大学 2慈恵会医科大学

ページ範囲:P.209 - P.210

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 〔問〕生化学辞典によれば,分子量は「12Cの12g中に含まれる原子と同数の分子の質量をg単位で表した時の数字を無名数として使う」とあります.しかし,医学分野,特に臨床化学,血清,血液などの論文には,例えば蛋白質の分子量を○daltonと表示してあるものが見受けられます.本来無名数であるはずの分子量が,単位を伴うことは正しい表記ではないと思うのですが,どうでしょうか.この単位を使うことに,何か特別な意味があるのでしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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