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文献詳細

雑誌文献

臨床検査30巻3号

1986年03月発行

文献概要

今月の主題 凝固線溶系の新しい検査 技術解説

フィブリノペプチドAの検査法

著者: 巽典之1 巽陽一1 藤井厚男2

所属機関: 1大阪市立大学医学部臨床検査医学教室 2大阪市立大学医学部附属病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.228 - P.232

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 これまでフィブリン(Fb)の生成・崩壊の過程の観察は,もっぱらフィブリノゲン(Fbg)やフィブリン分解物(FDP)の定量で行われてきた.しかし,これらの定量は感度および特異性の点で臨床サイドの要求を十分に満たしえないものであり,Fb形成過程をより精確に検索する目的で開発されたものが,フィブリノペプチドA (FPA)や—B(FPB)の測定である.今回はこのうち,FPAについて技術面での解説を中心に述べることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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