文献詳細
研究
文献概要
はじめに
血中免疫複合体(CIC)の測定法には,原理の異なった数多くの方法が報告されているが,1978年WHO1)によって18種類の方法が比較検討された.これらの中でもっともよく検討,使用されているのは,C1qへの結合性を利用した方法である.
1976年,Hayら2)はC1qをポリスチレンチューブに固相化し,125I標識抗ヒトIgGでCICを測定する方法を報告した.その後,Orozcoら3)はマイクロプレートに応用したRIA法を報告している.一方,エンザイムイムノアッセイ法(EIA)の普及に伴い,EIA法を利用した方法も数多く報告4〜11)されている.
血中免疫複合体(CIC)の測定法には,原理の異なった数多くの方法が報告されているが,1978年WHO1)によって18種類の方法が比較検討された.これらの中でもっともよく検討,使用されているのは,C1qへの結合性を利用した方法である.
1976年,Hayら2)はC1qをポリスチレンチューブに固相化し,125I標識抗ヒトIgGでCICを測定する方法を報告した.その後,Orozcoら3)はマイクロプレートに応用したRIA法を報告している.一方,エンザイムイムノアッセイ法(EIA)の普及に伴い,EIA法を利用した方法も数多く報告4〜11)されている.
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