文献詳細
今月の主題 唾液と汗
カラーグラフ
文献概要
1.唾液腺腫瘍
唾液腺には,左右の耳下腺と顎下腺および舌下腺より成る大唾液腺と,口腔周囲に広く数多く分布する同様の構造と機能を持つ小さな小唾液腺とがある,組織学的には,分枝管状胞状腺であって,腺房細胞は漿液性腺と粘液腺とより成っていて,腺房より介在部→線条部導管と続き,さらに小葉間導管に集まって口腔内に開口する.腫瘍について,WHO (1972)分類があり,表1のごとくである.
腫瘍の発生頻度は耳下腺に多く,病理組織学的には,多形腺腫(いわゆる混合腫瘍)が高頻度にみられ,良性腫瘍ではあるが再発することもあり,また悪性化することもある.
唾液腺には,左右の耳下腺と顎下腺および舌下腺より成る大唾液腺と,口腔周囲に広く数多く分布する同様の構造と機能を持つ小さな小唾液腺とがある,組織学的には,分枝管状胞状腺であって,腺房細胞は漿液性腺と粘液腺とより成っていて,腺房より介在部→線条部導管と続き,さらに小葉間導管に集まって口腔内に開口する.腫瘍について,WHO (1972)分類があり,表1のごとくである.
腫瘍の発生頻度は耳下腺に多く,病理組織学的には,多形腺腫(いわゆる混合腫瘍)が高頻度にみられ,良性腫瘍ではあるが再発することもあり,また悪性化することもある.
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