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こぼれ話
癌研の凍結迅速組織診
著者: 坂元吾偉1
所属機関: 1癌研究所病理部
ページ範囲:P.1196 - P.1196
文献購入ページに移動 私が癌研究所病理部に来てから今年はちょうど20年目にあたる.この20年の間に凍結迅速組織診(フローズンまたはゲフリールと呼んでいる)もだいぶ変わってきたようである.
癌研では昔からゲフリールを非常に重要視していたように思われる.例えば昭和30年代にはすでに,病理の部屋で鏡検している凍結迅速標本の組織像が手術室の白黒の20インチテレビに映し出される装置が開発され設置されていた.これはわが国における第1号機であり,このテレビは数年にわたって使用されていたとのことである.
癌研では昔からゲフリールを非常に重要視していたように思われる.例えば昭和30年代にはすでに,病理の部屋で鏡検している凍結迅速標本の組織像が手術室の白黒の20インチテレビに映し出される装置が開発され設置されていた.これはわが国における第1号機であり,このテレビは数年にわたって使用されていたとのことである.
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