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文献詳細

雑誌文献

臨床検査31巻11号

1987年10月発行

こぼれ話

癌研の凍結迅速組織診 フリーアクセス

著者: 坂元吾偉1

所属機関: 1癌研究所病理部

ページ範囲:P.1196 - P.1196

文献概要

 私が癌研究所病理部に来てから今年はちょうど20年目にあたる.この20年の間に凍結迅速組織診(フローズンまたはゲフリールと呼んでいる)もだいぶ変わってきたようである.
 癌研では昔からゲフリールを非常に重要視していたように思われる.例えば昭和30年代にはすでに,病理の部屋で鏡検している凍結迅速標本の組織像が手術室の白黒の20インチテレビに映し出される装置が開発され設置されていた.これはわが国における第1号機であり,このテレビは数年にわたって使用されていたとのことである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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