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文献詳細

雑誌文献

臨床検査31巻11号

1987年10月発行

特集 生検の進歩

I 臓器別生検 i 組織診

10 骨髄

著者: 丹下剛1

所属機関: 1東京大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.1229 - P.1235

文献概要

はじめに
 1929年にArinkinによって開発された骨髄穿刺法はその後,針生検法の導入,特に1971年のJamshidi針の開発を契機に,加速度的に普及してきた.今日では,臨床医が骨髄穿刺液の塗抹標本から読み取るミエログラム(骨髄有核細胞の分画)と,病理医のパラフィン切片標本による組織診断によって,血液疾患の診断がなされている.
 骨髄生検は簡便な穿刺法ですまされることが多いが,適時,針生検(狭義の骨髄生検)も併用されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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