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文献詳細

雑誌文献

臨床検査31巻11号

1987年10月発行

文献概要

わだい

腫瘍倍加時間と細胞像

著者: 森谷浩史1 木村和衛1

所属機関: 1福島県立医科大学・放射線科

ページ範囲:P.1281 - P.1281

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 臨床において悪性腫瘍の患者と接する場合,時間はきわめて重要な因子である.時間の経過とともに腫瘤が生長し,病態が進行していくことは一般常識でもある.しかし,その進行速度は症例によっても著しく異なる.原発性肺癌の場合も,きわめて進行速度の速いものから,数年にわたって腫瘍の大きさが変わらないものまで存在する.腫瘍倍加時間(tumor doublingtime;D1)は,このような腫瘍の発育を表す一指標である.筆者らは1984年から肺癌,特に肺腺癌のD1,を測定し,二,三の検討を行っている1,2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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