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文献詳細

雑誌文献

臨床検査31巻12号

1987年11月発行

文献概要

今月の主題 透析と血漿交換 カラーグラフ

透析と血漿交換

著者: 猪芳亮1 津田裕士2

所属機関: 1国立東京第二病院内科 2順天堂大学医学部内科

ページ範囲:P.1418 - P.1420

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 慢性腎不全の進展した患者に対して,透析療法がごくふつうに行われるようになって約15年が経過している.現在,維持透析療法を受けている患者は70000余名に達し,さらに年間で約6000名の新たな患者の発生をみている.一方,比較的新しい治療法である血漿交換療法は,患者の血漿を分離・廃棄して血漿中の病因関連物質を除去し,血漿の代わりに補充液を投与するというもので,1970年代の後半,体外循環中の血漿を大量に自動的に分離する技術が実用化していて以来,とくに難治性の代謝・免疫異常の治療に用いられ,広く普及するようになった.この二つの血液浄化法のポイントを写真で紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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