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学会印象記 第19回日本臨床検査自動化学会
臨床検査の自動化に大きな足跡
著者: 戸谷誠之1
所属機関: 1京都大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.1452 - P.1452
文献購入ページに移動今大会では,水田大会長の発案によるいくつかの試みが行われた.その1は,一般演題の約3/4がポスターによる発表であったが,実際には別に用意された会場で,ポスター内容を納めたスライド4枚を用いて3分間の口演と3分間の討議が行えた.この方法は,貴重なデータを書き写す時間がある,報告者の力点も落ち着いて聞けるなど,両発表方式が有効に利用できると好評であった.その2は,昨年より大会プログラムに編入された機器試薬セミナーを,第1日目の午後3時30分からのゴールデンタイムに据えたことである.従来,この時間帯は大会の目玉であるシンポジウムなどが行われていたが,あえて機器試薬に関した6つのテーマについての情報交換の場にされたことは,本学会の性格からも非常によい企画であった.
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