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文献詳細

雑誌文献

臨床検査31巻12号

1987年11月発行

文献概要

私のくふう

凍結乾燥による超薄切片作製用ガラスナイフの保存法

著者: 引野利明1 福田利夫1 町並陸生1

所属機関: 1群馬大学医学部第2病理学教室

ページ範囲:P.1463 - P.1463

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 超薄切片作製用のガラスナイフ(以下ナイフ)は,刃先に風化などによる損傷がなく,切れ味の良いものが使用される.そのため,ナイフは原則として薄切時直前に作製したものが用いられるが,薄切するブロック数が多い今日では,事前にナイフを作製しておくほうが作業を能率的に進めるうえで得策である.
 この場合,ナイフは市販のナイフ収納箱やデシケータなどに入れて保存するが,保存日数がやや長く(2週間以上)なると,ナイフの刃先に風化が著しく生じるようになり,良い切片は得られにくい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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