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文献詳細

雑誌文献

臨床検査31巻12号

1987年11月発行

文献概要

今月の主題 透析と血漿交換 検査と疾患その動きと考え方

重症筋無力症

著者: 石垣泰則1 佐藤猛1

所属機関: 1順天堂大学医学部脳神経内科学教室

ページ範囲:P.1475 - P.1483

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はじめに
 重症筋無力症(MG)は,筋力低下に加え,呼吸障害などの重篤な症状を呈することがある.近年,MGは神経筋接合部におけるアセチルコリン受容体(AChR)に対する抗体により神経筋伝達がブロックされる自己免疫疾患であることが明らかにされるとともに,根治療法も確立され,治療成績は飛躍的に向上した,さらに,免疫吸着療法による新しい治療法の臨床応用も普及しつつある.ここでは,MGの病因,診断法を紹介すると同時に,検査法について詳しく述べることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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