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研究
バイオアッセイを用いたナイアシン試験の迅速法
著者: 楠伸治1 高倉鉄也1 浅野健治1
所属機関: 1小林製薬株式会社中央研究所
ページ範囲:P.1509 - P.1512
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ナイアシン試験は結核菌と他の抗酸菌とを鑑別する方法のひとつとして重要な検査項目であり,臨床面でも重要視されている.
しかし,現在一般に行われているアニリン法や簡易ペーパー法では,被検菌株からのナイアシン抽出操作が煩雑なうえ,比較的多量の菌体を必要とし,試験に供しうるだけの菌量を得るためには長期間の培養が必要である.これらの欠点を解消し,より早くナイアシン試験の結果を得ることができれば,臨床面で寄与するところ大であると考えられる.
ナイアシン試験は結核菌と他の抗酸菌とを鑑別する方法のひとつとして重要な検査項目であり,臨床面でも重要視されている.
しかし,現在一般に行われているアニリン法や簡易ペーパー法では,被検菌株からのナイアシン抽出操作が煩雑なうえ,比較的多量の菌体を必要とし,試験に供しうるだけの菌量を得るためには長期間の培養が必要である.これらの欠点を解消し,より早くナイアシン試験の結果を得ることができれば,臨床面で寄与するところ大であると考えられる.
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